Origami Gallery
 
 
 
The report of the XXIXth International and National
Origami Convetion in Hungary
 
8月10日〜12日

下のバナークリックするとパネルが開閉します。レポートをお楽しみください。

8月10日(金曜日) ハンガリー折紙協会 折り紙コンベンション
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さて、 今日からコンベンションの始まりです。
8月 10 日から 12 日まで、 ハンガリーの中心部にあるケチケメート市のスポーツホテルにて、国際折紙コンベンションが行われました。 今年は、 ハンガリー折紙協会の創立 30周年記念ということで盛大に行われました。

The Cifra Palota
Leskovsky 楽器博物館
Leskovsky 楽器博物館
1日目は、 グループ観光です。

9:00 
ハンガリー折紙協会のゆかりの地であるケチケメート市にあるおもちゃ博物館に行きました。 元会長のジュジャンヌさんがハンガリー折紙協会がどうしてできたのかをお話しされました。 美術史家の石川みつのぶ氏と奥様のSaskiaさんから、 おもちゃや遊びの本が入った箱が、 このおもちゃ博物館に送られてきました。その中に折り紙用紙も入っていて、 はじめはそれが何かわからなかったようです。 一緒に入っていた折紙の本などを参考にしてそれが折るために紙だということが分かったそうです。その後,折紙に魅了された人たちがこのおもちゃ博物館で初めて折紙のサークルを作ったのが、 1988年の1月だそうです。
次に会長のユディットさんが遊べる折紙を3種講習されました。 親子バッタ, 尺取虫とコトン・ コンです。 動くおりがみは大人も楽しく折れます。

10:00 
The Cifra Palota
 最も美しい建物の美術館で、 絵画鑑賞。

11:00 
Leskovsky 楽器博物館。 音楽史的に珍しい楽器の展示や、 世界中の民族楽器が集められた展示があり、 日本の三味線や尺八も見つけることができます。
また、 館内では展示されている楽器を実際に触って演奏する体験もできます。 この博物館の名物案内人、 とてもチャーミングな女性が初心者でも一緒に演奏してくれます。 おすすめの博物館です!

昼食前に、コンベンションの参加者が、続々とスポーツホテルに到着しました。受付をすますと、大きな封筒を受け取りました、封筒には、折図集、折り紙用紙の入った特別の、それぞれの名前が彫ってある木箱それからキーコードが入っていました。12:30からランチ
折図集 木箱
17:00 〜 18:00 
特別ゲスト 青柳祥子
と一緒におりがみということで 「フィリップアイランドにフェアリーペンギンを見に行こう!」 という旅をしながら折り紙を折るワークショップをしました。
約 100 名参加。 みんなに楽しんでもらえました。
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18:00〜 21:00 開会式と夕食
広いレストランを借りきって、 開会式が行われました。
歴代の会長が 3名、 今までの歴史をバトンタッチしながらお話しされました。 それから今までの貢献者を表彰.
今までの 30年の歴史を、 パワーポイントを使って駆け足で映像を観ていきました。 吉澤章さんもゲストでいらしたようです。 私は、 ハンガリー語で簡単に挨拶し、 正三角形でできるテトラバックを講習しました。

終わると、 なんと私も今回ゲストということで表彰されました。 それから夕食が始まりました、 テーブルには、 30周年と書かれた折紙の指輪と参加者の名前が書いて置かれていました。
テトラバックを講習中 折紙の指輪 表彰されました
 
 
8月11日(土曜日) ハンガリー折紙協会 折り紙コンベンション
 
Workshopで紹介した作品
くす玉ランタンを作る
ケチケメート市を飾ろう!
ケチケメート市を飾ろう!
ケチケメート市を飾ろう!
2日目は、全部で23講座ありましたが、私は6講座受け持ったので、残念ながら他の教室には出れませんでした。

2 日目

9:00 〜 9:45  workshop

9:55 〜 10:40
  workshop

10:50 〜 11:35
 workshop

12:00 ランチ

13:30 〜 14:15  workshop
14:25 〜 15:20  workshop
15:20 〜 16:05  workshop

ひよこ、 太陽、 バラ、 テディベアー、 ペンギンのペン立て、三角柱の箱、
おすわりわんわん、 ブルドック、 フードボール、骨を紹介しました。

17:30 〜 18:30  夕食

19:00 〜 21:00
650 年のケチケメート市を飾ろう!
くす玉ランタンをみんなで作り、 ケチケメートの広場の木や柱などにつるしました。
 
 

8月12日(日曜日)

ハンガリー折紙協会 折り紙コンベンション
 
折図集にサインをしてほしいとサインの列ができて大変でした
横歩きするカニを講習中
通訳はジュジャンヌさん

カニを教えた後みんなで撮影

ヨーゼフさん
ラッフル当選者、この笑顔!

3日目

9:00〜9:45  workshop
横歩きするカニ・ 歩くアヒル

10:00〜10:45
  workshop

11:00〜12:00
  ジュジャンヌさんのアヒルの折り紙を習う

12:30
  閉会式  解散
閉会式では、ラッフルの当選者に、プレゼントが配られました。
青柳祥子の折った特大テディベアも、今回の特別プレゼントでした。
当選者は、大喜びです。

14:00
 ホテルチェックアウト
Sport Hotelから Atrium Hotelに移動
Atrium Hotelで、 ヨーゼフさんから熊を習う

ヨーゼフさんは2001年日本折紙シンポジウム in 北海道の海外招待作家です。
第11回世界のおりがみ展で、 外務大臣賞を受賞されました。
現在は中学の数学の先生をなさっています。
直接ヨーゼフさんの作品を習うことができ幸せでした。

ヨーゼフさんがスパ施設に送ってくださり、17 時まで30分の間、 念願のサウナ、 スパを経験!

17:00  
ティニーさんとバートさんがお迎えで ジュジャンヌさんの家の庭で、 夕食。

21:00
  ホテルに戻る。

 
 

8月13&14日(月&火曜日)

ハンガリー折紙協会 折り紙コンベンション
 
ドナウ川をはさんだ夜景

8月13日 (月曜日)
武井春美さんとブタペストを観光しました。 武井さんもコンベンションに参加で色々助けていただきました。 感謝です。
国会議事堂、 宮殿、 フードマーケット, ドナウ川とお城の夜景も見ることができました。

8月 14 日 (火曜日)
11時 40分の Finnairで帰国し、水曜日の8:00 日本に到着しました。 ハンガリーの方々は本当に、 愛情いっぱいで心温まる人たちでした。 折り紙もとても熱心で、きちんと基本が折れているので折もきれいでした。
皆様お疲れさまでした!そしてありがとうございました。
今回ハンガリーとポーランドの折紙仲間がたくさん増えた楽しい旅でした。また会いましょうね!

 
 
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© Shoko Aoyagi